5年生になってから算数の成績が徐々に低下傾向に。カリテ直前に一緒に勉強をしてあげる、公開模試の前におさらいにつきあった場合にはそこそこ(といっても7割に満たない)、まぁ、見なかった時は悲惨ですわ。最低点数は60点台に。以下の点がその時点での弱点。
1.教わったことが定着していない
日能研では同じ単元を春、夏、秋、冬期講習で再度復習することで定着を図ると言うスタンス(確か四谷大塚もそうだった気がする)なのと、宿題という形で課題が出されていない模様(いや、出されているのを我が子がやっていないだけかもしれないが)。そのため、塾で分かった気になったものの、2週間後のカリテではすっかり抜け落ちている...。お父さんの髪の毛同様抜け落ちては困ります。
2.まだまだ簡単な計算ミスが多い
3.暗算ですべき所、すべきでない箇所が棲み分けできていない。
例えば、1.5x2/3であれば、小数点が「.5」ものは暗算で2の倍数を掛けてもらいたい。
1.5x2は3、その1/3なのだから、暗算で1を導いて欲しいが、1.5を先に3で割って、それから2倍している。
かと思えば、一次方程式(とは言わないのか?□の穴埋め算)については右辺左辺への移動が一度に出来ない。例えば4x□-1250=3x□-1000と言う式であれば、□=250、せめて□=1250-1000までは持って行って欲しいが、□-1250=-1000が間に入る。
「その式は無駄だから」と言えば、前者には気付かず、後者にだけ気付く。
あるいは160×50等の式で800と答えてみたり。「50円玉が10枚でおいくらかね?」と尋ねてみれば気付くが、放っておくとまだまだ間違える。あるいは140×5等で筆算で解くとか。14×5は暗算で解けるのに...。
算数に関してはとにかく計算を毎日解かせる、文章題から立式、回答の繰り返しをスタートした。中々良い問題集に出会えない中(割と大手の本屋で問題集をあさったものの、丁度良い難易度の問題が無かったり、良問が揃っているものは問題数が少なかったり...)、インターネットで無料公開していただいている問題集が中々具合が良いのでこちらを利用させていただいている。「すぐる学習会」さんの「基礎500題」(ググれば出るはず)。来週には500問が1巡の予定。2巡目は直ぐに初めてとにかく、基礎固めを新6年生になる前に終わらせてしまいたいところ。
国語は今のところ7~8割台をキープできており、このままキープして欲しいところ。ただ、漢検の勉強の中で気付いたのが彼のボキャブラリーの弱さ。語彙はそれなりにあるのだが、かなり誤用していた。そこで「ふくしま式本当の語彙力が身につく問題集」を現在1日1ページのペースで進めている。この本もかなりボキャブラリーの定着には有効なようで、誤用は気持ち少なくなってきている感じ。
朝のメニューは以上。あとは帰宅後の勉強メニューだが、基本はカリテの復習withお父さん。
理科は算数と同じ、時折再入力しないと完全に真っ白に。私自身短期集中型であまり長期記憶を持たないので、親譲りと思ってしまい強くは叱れない。「塾技100」を購入してカリテ前等に解かせている。もともとは算数版を本屋で一目惚れしてしまい、購入したが、理科版もあるとのことで購入。理科版はこの100だけで本当に行けるかちょっとまだ確信が持てないところ。
社会は彼の暗記力はかなりなものなのだが、やはり1問1答的な覚え方で繋がりがなかったため、うろ覚えで間違える(設問が彼の記憶の名称のどちらを聞いているのか判断できない)事が多かったため、歴史の授業からマインドマップでの記憶方法を指導し始めた。
本来は自分自身でキーワードの抽出、並べ替え、グルーピングを進めて欲しいのだが、いかんせん時間が無い。不本意(自分で作らないとあまり定着しない不安を抱えつつ)今は私が大枠を作り、写経させている。冬期講習前にもう一度再作成してもらいたい所だが、さぁーやらないだろうなぁ。