私自身は埼玉で育ち、当時はまだまだ中学受験をする子は珍しい、と言う時代だったので、高校受験しか経験が無いが、開成高校は知っていた(受けるレベルには届かなかったが)。
とはいえ、埼玉では当時名の知れた公立高校に入学し、いわゆる「名門校」での楽しさ(自主性、自由、伝統行事)を味わった自分としては、子どもにも是非とも名門校に通ってもらいたいと言う思いがあった。
開成高校から(あるいは都立の名門高校)のスタートでも良いかなという思いもあったが、いろいろと考えると開成中学校に入ってもらいたいという気持ちが強くなり、今勉強を頑張ってもらっている。
それは、今日の中高一貫校の台頭した理由の一つから。つまり、6年を掛けて大学につながる知識を身につけられること。自分自身を思い返せば、高校受験のために中学校三年生になった際に学校での勉強は完全に空白の時間だった。受験にフォーカスを当てるのであれば、学校の進度では全く間に合わないため、塾の勉強だけしか記憶に無い。実質、中高の間は5年しか学校での勉強を受けていないイメージだった。
中高一貫であれば高校受験のための1年間の勉強は不要(その代わり中学受験前にその素養を身につけさせられるのであるが)。同じ教育方針を持った先生達に教わった方が、勉強の仕方に悩まなくていいのではないか、というのもある。
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